卒業生 岩堀睦宗様より「バニラビーンズ」を寄贈して頂きました

令和7年4月23日に本学園の卒業生、岩堀睦宗様より、L'ecole des gourmands Fukuiにマダガスカル産バニラビーンズを500gの寄贈をいただきました。
岩堀睦宗様は、本学園の中学校、高校、大学を卒業。在学中は、柔道部に所属されていました。
2021年~2023年ジャイカ海外協力隊としてマダガスカルに派遣され柔道の指導をされており、現地の教え子との繋がりでバニラビーンズを輸入したとのことです。
現在マダガスカルは、最貧国の一つで大学を卒業しても仕事が見つからず、自分自身で仕事になるものを見つけたり作ったりしないと仕事に就けないという現状があります。
一方、マダガスカルはバニラビーンズの生産量が世界の8割を占めておりトップシェアを誇っています。
そこに現地の教え子が着目し、仕事にできないか考え今回の輸入に繋がりました。
L'ecole des gourmands fukuiでは、頂いたバニラビーンズを使用し
「シャルロット・オ・ポワール」と呼ばれる洋梨を使ったビスキュイとババロアのケーキを作りました。
学生からは、
「天然のものを使っているので普段使っているものよりも香りがよくて美味しかった。」
「本物のバニラビーンズを始めて見ました。さやの中からビーンズを取り出すのを見て驚きました。食べた時に甘い香りがふんわりしてすごく美味しかった。」
など初めて手にする喜びの声が多く、学生にとって貴重な体験になりました。

寄贈していただいたバニラビーンズを、感謝の気持ちと共に今後の実習や洋菓子作りに活用していきます。
誠にありがとうございます。