第一日目 H30.10.27
大野将平選手を迎えての「少年柔道教室」
金井学園武徳殿の竣工落成から1か月あまりとなった先週末、県内外の柔道クラブに所属する小中学生をお招きして、リオデジャネイロ五輪 金メダリスト 大野将平選手(旭化成所属)による「柔道教室」が開催されました。教室では、大野選手の得意技である大外刈など技についてワンポイントアドバイスなどを聞いたあと、「打ち込み」(技をかけるまでの動作)練習でそのポイントを確かめます。これを何回か繰り返した後は、いよいよ「元立ち」という相手を変えながらの実戦練習が行われました。
この日の小中学生の参加者は200名をはるかに超えており、それを大きく4つのグループに分けます。そのグループ毎に交代しながら福井工大福井高校と福井工業大学の柔道部員のみなさんを相手に「元立ち」が始まります。



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そして、その中には大野選手も加わっているからさあ大変です。
武道場に溢れんばかりの小中学生に混じっても、「元立ち」の相手に選んでもらおうとひときわ人だかりが多い大野選手のまわりには、少年少女たちの熱い視線が常に集まります。一人5分程度の乱どりで、相手によってそれぞれ加減を変えながらの練習が続きました。そして、一時間近い元立ち稽古の最後は、小中学生ではなく工大福井高校の酒井君と大野選手が組み合いました。これには周りの注目も高まります。
練習が終わっても、ほとんど息が上がっていない大野選手に対し、酒井君は玉のような汗が流れていたのが印象に残りました。酒井君をはじめ、実際組んでもらえた他の柔道キッズたちにとって、素晴らしい思い出となったのではないかと思います。
熱心にご指導いただいた大野選手。今後ますますのご活躍をご祈念申し上げ、御礼の言葉とさせていただきます。



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第2日目 H30.10.28
600名以上がエントリー「第14回 金井学園理事長杯少年柔道大会」
柔道教室の翌日は、今年で14回目となった「金井学園理事長杯 少年柔道教室」が開催されました。
ご参加いただいた小中学生は総勢600人以上。この日は、2階の剣道場、空手道場も控室としてお借りしていましたが、それでも開会式の時には満員状態となり、県内外からの強豪チームが揃い武徳殿の竣工落成記念に相応しい盛りあがりです。観客席こそありませんが、道場の周りの壁に取り付けられた長椅子のような板がこうした大会ではとても重宝します。
本学から参加した「金井学園ジュニア柔道クラブ」の戦績は、個人戦6年女子の部で3位・個人戦 6年女子の部3位 柳原 椿さん、3年の部 ベスト8の 田中雄大さん。団体戦ベスト8となりました。団体戦で優勝したのは、初出場の志翔館道場さん。閉会式で金井学園理事長補佐より賞状と理事長杯、トロフィーを受け取りました。
今回の教室および竣工落成を記念した大会にご参加いただきました多くの小中学生の皆様、保護者の皆様をはじめ、今回の竣工落成記念イベントにご支援ご協力賜りましたすべての皆様に、心より感謝を申し上げます。
それにしても、この武徳殿の持つポテンシャルに、今後ますます期待が膨らむ二日間となりました。



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(文責/写真:金井学園広報 KEI NEWS STAND)