●第2フェーズ ブランディング施策 始まる
学園リブランディング第2フェーズでは、第2期プロジェクトメンバー(後述)を中心に、広報企画会議メンバーを相談調整役、F’s Design Studioをデザイン担当パートナーに迎えて検討してきたブランディング浸透施策が始まりました。
1 メディア(新聞紙面)での広報の実施
メッセージとプロミスを記載した全15段の広告のデザインをF’s Design Studioに依頼し、新春に北國新聞、北日本新聞、日経新聞北陸版、読売新聞大阪本社版に掲載しました。
福井新聞の理事長の年頭メッセージでも、-「知」をつなぐ。「未来」を創る。-というブランドメッセージを発信し、県内への浸透を図りました。同広告のデザインを準用して学園と各学校のウェブサイトでも紹介バナーとページを作成、学内の教職員に周知しました。
2 メッセージ(タグライン)の使用要領とキービジュアルの決定
メッセージの書体や、現状のロゴや校名とともに使用する「タグライン」をさまざまな広報物に使用してもらうために、デザインを統一しました。このタグラインは、教職員がそれぞれの業務で作成する資料や、プレゼンシートなどでも積極的に利用していきます。
ブランドメッセージを浸透させる手法として、文字だけではなくキービジュアルを作成しました。メッセージやプロミスに込めた「豊かな未来の実現」「地域と世界をつなぐ」「持続的な発展」「グローバル化」「多様性」などを視覚的にイメージできるデザインを、という依頼をし、幾度もの修正後、このデザインに決定しました。このキービジュアルやメッセージをうまく組み合わせて今後のブランディングの浸透施策の中でも活用していきます。
3 ビジュアルアプローチ施策として
名刺と封筒のデザインを刷新ブランディング浸透策の一つとして、名刺と封筒のデザインを刷新することにしました。名刺は縦のデザインにタグラインとキービジュアルをあしらえています。封筒は白地にカラー印刷とすることで学園ロゴと今回のブランディングキービジュアルをより強調しました。
今後も引き続き、このタグラインとキービジュアルを活用しながら、私たちがブランドプロミスに込めた想いに共感いただけるブランディング活動を進めてまいります。
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●F’s Design Studio 主管 川島先生からのコメント
「このたび、デザイン面のお手伝いを、私たちデザイン学科の制作プラットフォームであるF’s Design Studio で担当しました。普通の外注業者とは一線を画したデザインになるようご提案を行い、プロジェクトメンバーや広報企画会議のご意向を最大限に取り入れてきました。
シンボルマークである「知球」は、持続可能な環境の維持に貢献し、知をつなぐ場となっていく新しい学園イメージの象徴です。今回はロゴマークにつくタグラインや、名刺や封筒など使用頻度が高いものを制作しましたが、見やすくわかりやすく美しくなるよう工夫しました。」
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●ブランディング浸透策 検討チーム構成
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【第2期プロジェクトメンバー】 大学事務局2名、附属高等学校教諭1名、 附属中学校教諭1名、中高事務課職員1名、法人本部3名
【広報企画会議メンバー】 経営企画部長、高校教頭、中学校教頭、大学事務局次長、総務担当:法人本部広報課
【F’s Design Studio】 川島洋一教授 景山直恵 先生(本学非常勤講師) 他