福井工業大学は、2022年夏ごろ、地球周回軌道衛星から月軌道までをカバーする口径16.5mの新規大型パラボラアンテナの擁する高性能衛星地上局を新規整備することを12月15日(火)に福井キャンパスで開催したメディア向け説明会のなかで公表しました。このような機能を有する衛星地上局は大学・民間では国内唯一。この高性能アンテナ使ったJAXAとの共同研究では、2021年に打ち上げを予定しているJAXAの超小型衛星「エクレウス」の通信実証を行います。
説明会では、福井工業大学側から、掛下 知行 学長(宇宙研究推進本部長)、青山 隆司 工学部電気電子工学科主任教授(宇宙研究推進本部副本部長)、中城 智之 工学部電気電子工学科教授(共同研究代表者)の3名と、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所側から藤本 正樹 様(宇宙科学研究所副所長)、冨木 淳史 様(宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系准教授/共同研究代表者)の2名をオンラインで結び具体的な活動展開について紹介しました。
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冒頭の挨拶のなかで掛下学長は、「宇宙技術開発や宇宙通信産業に貢献する次世代の人材を育成し、この福井県において宇宙研究の拠点づくりを目指していく。」と語りました。
はやぶさ2プロジェクトの関係で、オーストラリアから帰国した直後にリモートで参加されていた藤本宇宙科学研究所副所長からも、「世界の潮流に乗った福井工業大学の取り組みを大いに歓迎する。また、大学での研究活動を通じて若者が参加してくれることは大変喜ばしい。」とコメントがあり、掛下学長を本部長としたこの大型研究-「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」-に対し、ますます期待がふくらむ会見となりました。
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◎ふくいPHOENIXハイパーブロジェクトの詳細については 「特設サイト(こちらのリンク)」 をご覧ください。
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【本説明会にご出席くださったメディア一覧】
福井新聞社、中日新聞・日刊県民福井、日刊工業新聞、日刊建設工業新聞、北國新聞社、北日本新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、HAB北陸朝日放送、MRO北陸放送、FM福井(順不同) ご参加ありがとうございました。 | 金井学園広報 KEI NEWS STAND