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令和4年度、福井工業大学に北信越地区では初となる女子硬式野球部が創部しました。
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4月28日(木)の午後3時より、福井工業大学FUTタワー3Fの会議室において、創部にあたっての趣旨説明会を開催し、県内6つのメディアからの取材に応じました。女子硬式野球部への関心の高さは会見後に途切れずに続いたメディアの皆さんからの質問にも表れていました。
大学側の出席者は、次のとおり
福井工業大学 クラブ活動支援センター長 兼 女子硬式野球部顧問 杉浦宏季
福井工業大学 女子硬式野球部監督 新井純子(アライジュンコ)
福井工業大学 女子硬式野球部コーチ 新原千恵(ニイハラチエ)
福井工業大学 女子硬式野球部主将 神野百花(ジンノモモカ) 他部員6名
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福井工業大学附属福井高等学校に全国で8校目となる女子硬式野球部が創部してから10年、全国では5倍の40校を超える程にまで高校での女子硬式野球部が増加しています。そうした中、大学では大好きな硬式野球を続けることのできるよう、昨年より室内練習場や女子学生専用の寮の整備を含めた創部への準備を進めていました。
この新チームを率いるのは、全日本代表として活躍した後、大学・社会人硬式野球部でコーチを務めた経歴を持つ新井純子監督。新井監督は、野球部の目標は全国制覇であり、今年は部員の募集を含めた基礎固めを行うとともに、野球を通した人間力を持った学生を育成したいと抱負を述べました。
監督の挨拶の後、真新しいユニフォームを着た部員7名を監督が紹介。ユニフォームの特徴として、中高大の野球部と共通のアイコンとなっている3色のストッキングを採用、胸のFUTの文字は男子硬式野球部よりも少し柔らかさのあるフォントに変え、全国優勝を目指していることを表す金色に縁どったと説明しました。
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7人の選手紹介の最後に、主将の神野百花さんが、女子硬式野球部を代表して挨拶。大学での女子硬式野球はまだまだマイナーだけれど、創部の一期生という貴重なタイミングで、先駆者の一人としてチームをみんなと創っていくことへの期待と意気込みを語りました。
昨年の大学男子野球部の全国準優勝やこの春の附属高校女子硬式野球部の全国優勝に大きな刺激を受け、自分たちも地域の皆さんに元気を与え、応援していただけるような存在になりたい、という神野さんをはじめとする7名の部員たち。6月開催の中部地区開催「センターリーグ」には附属高等学校との合同チームでの初陣を飾る予定です。
福井から頂点へ 新たな挑戦を始める大学女子硬式野球部の活躍に全力でのエールを贈りたいと思います。
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「知」をつなぐ。「未来」を創る。|福井工業大学
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冒頭の挨拶をする杉浦センター長
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【指導者の球歴について】
・新井純子 監督
世界大会(1999年~2012年)全日本チームのメンバーとして活躍
尚美学園大学(2006年~2010年)選手兼ヘッドコーチ (2018年)ヘッドコーチ専任
WELFARE(2008年~2011年)女子硬式野球部 ヘッドコーチ
・新原千恵 ヘッドコーチ
尚美学園大学卒業後 女子プロ野球リーグに入団
現役選手として4年 指導者として7年在籍
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