11月3日、東京ドームにて、元大リーガーのイチローさんや松坂大輔さんが率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と高校野球女子選抜チームとのエキシビジョンマッチが開催されました。福井工業大学附属福井高等学校3年の東ここあさんは選抜チームのキャプテンを務め、1番ショートで出場しました。相手チームのエース・イチローさんと3打席対決し、無安打に抑えられたものの、一流選手のプレイに触れる貴重な経験を積むことができました。
エキシビジョンマッチを終え福井に戻った東さんに、試合を経て気づいたことや感じたことについて話を聞きました。
【東さんインタビュー】
試合には敗れてしまいましたが、事前練習や試合でのイチローさんのバッティングのル-ティンや身体の動かし方、タイミングの取り方を間近で見ることができました。体格の小さい女子にも身体の使い方次第で打撃力をあげることができることを学びました。今後の練習でしっかり自分のものにしていきたいと思います。
質問コーナーでは、イチローさんは私たち一人一人の質問に対して体験を交えながら丁寧に答えてくれました。私は「プレッシャーに弱いのですが、どうすれば打ち勝つことができますか」と聞くと決めており、イチローさんに質問しました。イチローさんから「自分もすごいプレッシャーがあった。200本安打達成の前は打てなくなったこともある。それでも結果をださなきゃならない」というお言葉をいただきました。偉大なイチローさんでもプレッシャーがあるということを知り、自分のプレッシャーなんて小さいものだと感じました。私もイチローさんのようにプレッシャーに負けず結果を出し続ける人になりたいと思います。
東さんのこれからの活躍に期待です。