令和4年12月19日 世界的に活躍されているパティシエで本校の特別講師である青木定治氏が来校され、デモンストレーションをおこないました。青木氏のデモンストレーションは昨年度に引き続き2回目の開催です。
笑顔で登場した青木氏はジョークを交えた明るい口調で、学生たちの緊張を解きほぐしていきました。その後、ブッシュ・ド・ノエルとスペキュレス(香辛料を混ぜたベルギーの焼き菓子)を実際に作りながら、世界で活躍するパティシエの知識と技術を惜しみなく披露して下さいました。「チョコは温度が大切」「(チョコと生クリームを混ぜる際は)絶対に空気を入れないようにね」などと解説。理論と経験に裏打ちされた技術を目の前にして学生たちは真剣な表情でした。
後半は、テーブルいっぱいにディスプレイされたご自身のお店で提供されている色とりどりなスイーツと当日作ったブッシュ・ド・ノエル、スペキュレスに学生たちは「可愛い!」「きれい」と声を上げ、目を輝かせていました。
青木氏が送った数多くのメッセージの1つ「絶対に負けたくない、と思うことを仕事にできれば、その仕事はきっと自分に向いている。」という言葉は、学生たちにとても響いた様子で、表情が引き締まった学生も多くみられました。
また、学生たちから「海外でお店を開くには、どのようにすればよいですか?」「海外の人と日本人との間にお菓子の好みの違いはありますか?」「どうすれば人気店であり続けられますか?」といった質問が投げかけられ、青木氏は自身の経験をおりまぜながら丁寧に分かりやすく答えて下さいました。
最後にディスプレイしたお菓子を試食。学生たちはその繊細な味や触感に感嘆していました。


学生たちにとってデモンストレーションを通して一流パティシエの技術を目の当たりにし、そのマインドに触れることで自分自身の夢を叶えるヒントを得るなど、学生たちにとって大変貴重な経験をなりました。


