令和5年7月21日(金)に工学部 建築土木工学科の学生が福井城本丸南西隅に建っていた福井城坤櫓(ひつじさるやぐら)の見える化のイメージを福井県に提案しました。
福井県と福井市は2013年に県都デザイン戦略を策定し、市民の方々が福井城址に関心を持ってもらうことを目的とした取り組みを行なっています。今回はこの一環として、福井県交通まちづくり課より坤櫓の大きさをイメージしてもらうための見える化の実現に向けての提案依頼がありました。学生たちは2班に分かれて案を作成。A班が市民参加型のバルーンやぐら、B班がLEDライトによるライトアップ型やぐらを、CGと模型を使って提案しました。
福井県交通まちづくり課 高木直茂参事から「大変良いアイディアを出していただいた。甲乙つけがたく、両案の良いところを取りたいぐらいだ。作成した模型についても展示するなど、今後なんらかの形で活かしていきたい。」との評価を頂きました。学生にとって実践的な学びの機会となり、大変有意義な経験を得られました。
福井県では今回提案した学生案を反映させた構造物を今秋に福井城址に設置し、1週間程度展示することを予定しています。