令和2年度内部監査実施報告
令和2年度に実施した内部監査の取り組みをご報告いたします。
学園における業務方針と実状の確認、およびリスクの防止・発見を目的とし、公的研究費の運営管理体制監査に加え2回の業務監査を実施しました。
１．衛生委員会の運営状況【令和3年1月21日実施】
法人本部中期計画に掲げている行動目標“安全安心な環境の整備”に基づき、教職員の快適な職場環境の維持・向上を担う組織の一つである「衛生委員会」の運営状況について監査を行いました。
今年度は特に新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を促す活動が積極的に行われていました。しかしながら、組織体系については規程等による明確な定めがないことが明らかとなったため、早急な規程制定とそれに準じた次年度以降の活動を要請しました。
２．中高事務課の業務について【令和3年3月3日実施】
2019年度2月に新体制となった中高事務課の業務状況について監査を行いました。
教員が生徒に関わる時間を確保し、より教育に専念できる環境とするため、従来まで教員が担っていた事務業務を事務職員が担う体制の構築が行われていました。監査の結果、一部の業務において教員から職員への移行が可能と考えられる項目が確認されたため、業務分担の更なる検討を求めました。
これらの監査において学園監事とは適宜、リモートによる情報共有も含めた連携を図り、監査対象のみならず、監査体制についてもご意見をいただきました。いただいたご意見は以降の監査実施に反映し、内部監査全体の充実を図ってまいります。
