【大学】雨水タンク「ピュアエデン」がグッドデザイン賞を受賞 メディア掲載情報 金井学園

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【大学】雨水タンク「ピュアエデン」がグッドデザイン賞を受賞

10月25日 FBCテレビ
10月28日 建設工業新聞
10月30日 日刊県民福井

近年、世界各地で渇水などによる水不足が大きな問題として取り上げられており、日本国内では南海トラフ大地震の発生が直近の問題として報じられています。
そのような背景の下、日常的に雨を水資源として利用しながら災害発生時にも普段通りにトイレ洗浄用水などの生活用水が確保できる製品が必要であると感じ、雨水利用研究の第一人者である本学環境食品応用化学科の笠井利浩教授と雨どいメーカーであるデンカアステック株式会社様が令和4年度から共同開発を行ってきたトイレ洗浄用雨水タンク「ピュアエデン」が完成し、グッドデザイン賞を受賞しました。

「ピュアエデン」は壁掛けタイプの浄水タンクで、雨どいから取り入れた雨水を循環させ100ℓの水を溜めることがことができます。
民家の2階ベランダなど高所に設置し、高低差でトイレに送水できるので電気を使用せず、災害時など停電時にも活用できます。

笠井教授は「雨水を生かすことが普通の社会を実現したい」と話し、デンカアステック株式会社の後藤一之社長は「11月中に販売を開始し、年度内に1,000台の販売を目指したい」と話していました。

貴重な水資源を有効利用できる製品として、世間に広く普及することを期待しています。