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【大学】あわら宇宙フェスを開催し、パラボラアンテナ地上局の愛称が決定!
11月2日 NHK
11月13日 福井新聞
あわらキャンパスにて「あわら宇宙フェス」を開催し、宇宙に興味関心のある小中学生親子など450名が参加されました。
メイン会場では、特別講演として彗星の専門家である国立天文台上席教授の渡部潤一氏が「見上げてみよう 今宵の星空」という題目で、最新のトピックを交えた星空の魅力を伝え、参加した子ども達が真剣に耳を傾けていました。
引き続き実施されたイベント「宇宙おねえさんとこてつくんの宇宙旅行」では、宇宙キャスターの榎本麗美さんとNHKの人気アニメ「宇宙なんちゃらこてつくん」のこてつくんが登場し、子ども達の大歓声に包まれ、一緒に宇宙旅行の疑似体験を行いました。
そのほか各校舎や体育館では「バスボムでフィルムロケットを発射しよう!」「月面探査ローバーを走らせよう」「めがねで望遠鏡を作ろう」など、大学教授や大学生と一緒に宇宙への理解を深めながら工作を行う体験・本学を設置する学校法人金井学園と包括連携協定を締結している吉本興業株式会社のお笑いコンビ「蓮華」による体験型のバルーンアート・今年1月に月面に着陸したSORA-Qの1/1スケールモデルの操作体験などを楽しんでいただきました。
またこの日、キャンパス内に設置されているアンテナ地上局(4基のパラボラアンテナと運用室)の愛称発表および授賞式が行われました。今年8月26日~9月30日に全国の小学生から応募があった86点の中から学内選考委員会で3点に絞り、大学関係者の投票によって、福井県坂井市立兵庫小学校6年生の中山耀斗さんが発案した「SOWARA」に決定し、大賞として賞状と30,000円分のオリジナルQUOカードが手渡されました。中山さんは「とても嬉しい。あわら市の青い海・青い空・緑の大地をイメージして考えた。このあわらキャンパスが多くの人が訪れる場所になって欲しい」と大賞受賞の感想を話してくれました。また残念ながら大賞を逃した2名には特別賞として賞状とオリジナルQUOカード3,000円分が手渡されました。
本学は今年6月、あわらキャンパスに北陸では最大、大学・民間としては国内最大級となる口径13.5mのパラボラアンテナを設置し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が来年度に打ち上げる深宇宙探査技術実証機「DESTINY⁺(デスティニー・プラス)」の地上局運用に使われる予定で、軌道の予測やデータの送受信など、安定して探査機を運用するための共同研究に役立てるなど、世界の宇宙科学および宇宙産業に貢献する人材育成の拠点となることを目指しています。