7月職員会議 学園からのおしらせ 金井学園

学園からのおしらせ

7月職員会議

7月16日(水)16:10より、7月の職員会議を開催しました。(出席率59%)

理事長挨拶では、冒頭、学生・生徒の活躍について紹介がありました。
準優勝を果たした全日本大学野球選手権大会における大学硬式野球部の活躍については、決勝戦にて敗れはしたものの、前回準優勝を果たした4年前大会と比べ学生の成長が感じられる内容であったと述べました。
また、中学校サッカー部の福井県夏季総体での優勝にも触れ、生徒たちの堂々とした姿に、頼もしさを感じたとしました。

その上で、学校部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行について、教員ではない地域人材が子どもたちを十分に理解し、十分な支援を行うことができるのかとの懸念の見方を示し、福井中学校・福井高校・福井工業大学においては、地域移行を経験した子どもたちを受け入れるための体制整備の必要性を強調しました。
また、夏休みの宿題を出さない学校の傾向にも触れ、子どもたちの居場所や教育の在り方が問われていると述べました。

こうした動きの中において、本学園では「すべてを学生・生徒のために」の理念のもと、今後も教育・研究に真摯に取り組んでいく姿勢を示しました。

最後に、これから暑さが厳しい夏を迎えるにあたり、教職員の健康を祈念し、挨拶を締めくくりました。



その他、今回の職員会議では、以下の2件について報告がなされました。

①令和6年度決算報告について(経営企画部・金井部長)
教育・研究環境整備のための先行投資により、支出超過となった令和6年度決算について、学園の将来的な成長を見据えた必要な支出であったとした上で、健全な財務体制の強化に向け、今後は前例踏襲からの脱却と、効率的かつ効果的な運営を目指すとの考えを示し、教職員一人ひとりの意識改革と協力を呼びかけました。



②障害者差別解消法改正とその対応について(障害学生支援委員会委員長・荒木教授)
2024年4月から社会的障壁を取り除く合理的配慮の提供が義務化され、本学園では学生生活支援室を中心に整備している障害のある学生への支援体制について説明がありました。また、福井特別支援学校との連携協定、教職課程での交流・共同学習の取り組みについても触れました。